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紅葉狩り

朝の何時頃だったろうか。多分8時くらいだと思うのだけど、父親に起こされた。
「悪いけど、(福岡の叔父と叔母)を観光に連れて行ってくれない?」。

頼んでいる趣旨は分かるのだが、なぜそれが必要なのかを理解するのには、寝ぼけた頭には少々馬力が足りなかった。
数日前、我が家の数件隣のうちで不幸があって、土曜が通夜、日曜が告別式で、父も母も手伝いに行くことは分かっていた。が、叔父も叔母も既にこの辺の観光は済んでいると思ったのだ。確かに1日中家の中にいるのも苦痛だと思うので、出かけるのはやぶさかではなかったのだが。

「それじゃ、10時出発って事にするから」
そういって、父は部屋を去った。

それから間もなく(寝ているから間もなかったのかどうかは分からないが)起床。時刻は9時15分。
シャワーを浴び、服を着替え、予定通り10時出発。

まずは室蘭市内を見学。トッカリショ~地球岬~測量山~白鳥大橋というゴールデンコース。天気が良かったので非常に見晴らしが良く、いい感じだった。
その後、伊達方面へ移動。伊達市内で食事。海鮮が食べたいと言うことで、通称「グルメ通り」にある寿司屋さんへ飛び込み。ランチメニューの丼ものをそれぞれオーダー。まぁまぁの味だった。
昼食の後は牧歌ミルキングパーラーでデザート。飲むチーズに驚いていた。

その後、昭和新山を車窓から眺め、洞爺湖へ。
西山火口へ行こうと思ったのだが、珍しく道に迷い、行けなかった。
温泉街を抜け、サイロ展望台へ。湖の周辺は非常に綺麗に紅葉しており、湖の青と緑・黄・赤のコントラストが最高だった。

そのあと洞爺村から壮瞥へ湖畔の道を抜けた。こちらも紅葉の木々から木漏れ日が綺麗だった。
トイレ休憩も兼ねて、壮瞥の道の駅「そうべつサムズ」に寄った。駐車場では地元の農家が産直市を行っていた。
感心しながら建物に入っていこうとした時、背後から「おい!」と声を掛けられた。そこには高校時代の同級生で壮瞥高校の教師をしている友人が居た。その壮瞥高校も園芸科の生徒が実習で作った花や野菜を売っていた。
少し立ち話をしているうちに、叔父がジャガイモを30kgも買い込んでいた。食用の他に、作付け用のものとしても買っていたようだ。

壮瞥を離れ、大滝から白老に抜けるコースを走った。
途中、北湯沢の辺りと白老大滝線の峠を越えた白老側は綺麗に色づいてしており、私も久々に秋の景色を堪能した。

この夜は久々に第一滝本館で風呂に入った。ここしばらくの疲れが取れた。温泉の力を思い知った。


休みをゆっくりと過ごした日曜だった。

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